女優の深田恭子(36)主演のTBS系ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(火曜午後10時)の第5話が12日に放送され平均視聴率が7・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、分かった。

同ドラマは、隔月刊「クッキー」(集英社)で連載中の持田あき氏による同名漫画が原作の笑って泣いてキュンとするラブコメディー作品。深田演じる人生なにもかもうまくいかない、いちいち残念なしくじり鈍感女子の順子。そんな順子の前に、永山絢斗(29)横浜流星(22)中村倫也(32)らタイプの違う3人の男性が現れることから、順子の人生のリベンジとも言える闘いが始まる。

第1話からの視聴率は8・6%、9・0%、8・8%、7・8%だった。

第5話の内容は、怒涛(どとう)の塾の強化合宿を終え、美和(安達祐実)ともんちゃん(真凛)に合宿後の現況を伝えている順子(深田恭子)。自分と匡平(横浜流星)のインフルエンザがうつり、自宅で伏せっている雅志(永山絢斗)に元気を出してもらおうと写真を送ったりしているが、雅志がなぜ隔離部屋にわざわざ泊まりに来たのか考えもつかない。

そんな順子は、合宿中突然王子さまキャラになった匡平の行動は、全て美和のいたずらだと思い込んでいて、匡平の本心には全く気づいてはいないが、教師と生徒としての師弟愛は感じると言う。「塾講師は自分の天職だったのかもしれない」とうれしそうに語る順子に、美和たちはあぜんとなるばかりだった。

匡平の真剣な気持ちをいたずらだと順子に誤解させてしまった美和は、おわびとして順子が20代の頃に撮ったハロウィーン仮装パーティーの写真を匡平に送る。それを見たエンドー(永田崇人)たちから、「魔よけ?」「罰ゲーム?」といじられる匡平。

一方、模擬試験が近づき、匡平の勉強法を模索する中、順子は理系を強化すべく雅志に協力を求め雅志のマンションを訪ねる。順子からの連絡に心を躍らせる雅志だったが、部屋の扉を開けると順子と一緒に匡平の姿があり…。複雑な気持ちの雅志は、多少腹を立てながらも今の勉強法の問題点を指摘しつつ2人を応援することを決意。雅志のアドバイスで、テスト時間に目がさえるよう朝型生活に変更した匡平は、順子とともに一層勉強に励んでいく。