映画「敦煌」「男たちの大和/YAMATO」などで知られる映画監督の佐藤純弥氏が9日、多臓器不全による衰弱のため亡くなったことが17日、分かった。86歳だった。訃報を受け、遺作となった「桜田門外ノ変」で主演を務めた大沢たかお(50)がコメントを寄せた。

突然の訃報を先ほど京都太秦の東映京都撮影所で聞きました。佐藤監督とは映画「桜田門外ノ変」でご一緒させて頂き、その時もここ東映京都撮影所での撮影でした。現場で、佐藤監督から仕事への姿勢、情熱そして優しさ、俳優として一生の指針となるような沢山の経験をさせて頂きました。その時の教えが、今でも自分の作品への姿勢となっています。これからもその教えに恥じないよう精いっぱい頑張りますと、天国の佐藤監督に報告したいと思います。佐藤監督、沢山の素晴らしい作品をありがとうございます。そしてお疲れさまでした。心よりご冥福をお祈りいたします。