宝塚歌劇団の元星組トップスター北翔海莉(ほくしょう・かいり)は19日、母で会社役員の吉野博子氏(67)が、所得税約4900万円を脱税したとして、東京国税局から所得税法違反の疑いで千葉地検に告発されていたことを受け、公式サイトに「世間をお騒がせしたことは、大変申し訳ございません」と謝罪のコメントを掲載した。

この日午後、公式サイトに「お知らせ」と題した文面がアップ。その中に「現在マスコミで報道されている問題は、当社とは関係ありませんが、代表者が個人として世間をお騒がせしたことは、大変申し訳ございません」と記した。

16年11月に退団した北翔は女優に転身し、昨年11月には、俳優藤山扇治郎と結婚。舞台女優としての活動も継続しており、現在の事務所公式ホームページに、騒動への謝意を書き込んだ。同時に「報道されている調査や捜査に関しましては、対象外とのことで、詳細を把握できておらず困惑しております」と、混乱している率直な感想も吐露。

「私にできることがありましたら、誠心誠意対応して参る所存です。もしお許しいただけるのであれば、お受けしているお仕事についてはしっかりやり遂げたいと考えております」と、活動継続の意向を示した。