西野七瀬(24)の乃木坂46卒業コンサートが24日、京セラドーム大阪で行われた。4時間弱にわたって、47曲を披露。ファン5万人から大歓声を浴びた。

ライブ中盤、西野と同い年で「94年組」と呼ばれる桜井玲香(24)井上小百合(24)中田花奈(24)の3人が、感極まる場面があった。

94年組に送られたという思い出深い楽曲「遠回りの愛情」などを披露した後、中田はライブに向けたこの曲の課程などを振り返り「リハの段階で、結構うるうる来てて。なんか『最後か』って思うのがすごい来ちゃって」。

ライブ開始までは西野が卒業する実感が無かったというが、オープニング楽曲「気づいたら片想い」の冒頭、西野のアカペラソロ歌唱を受けて、実感が湧いたという。「声が震えてて。それを聞いた時に『もう、ヤバイ』と思って。そこでやっと、実感した」と、涙をこぼした。

井上は「しかも、(齋藤)飛鳥とまいやん(白石麻衣)が手を置いたら曲が始まるのに、手をなかなか置かないの。始まったら(いつか)終わっちゃうから。『終わりたくないんだな』と思って」と明かした。桜井は「やっぱり、なーちゃん(西野)は誰からも愛されている女性ですね」と、笑顔を見せた。