落語家桂文枝(75)が25日、大阪市内で、ノンバーバルショー「KEREN」を観劇し「いらっしゃ~い」と、来場を呼びかけた。

大阪城公園内に誕生した新施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」のWWホールオープニング公演となる「KEREN」。日本独自の芸能や文化をテーマに、ステージパフォーマンスとカナダの世界的デジタルアート集団「Moment Factory」の持つ世界最先端のマルチメディアが融合した、大阪から世界に発信するオリジナルレビュー。脚本、演出は高平哲郎氏が手がけた。

ロングラン上演される同公演の初日を、NMB48の白間美瑠(21)渋谷凪咲(22)川上礼奈(23)岩田桃夏(17)らと鑑賞した文枝。さまざまな日本の時代を行き来する展開の中で、火の見やぐらや豪快な殺陣など、黒沢明監督を思わせる演出に「1つずつ、すごく凝っていた」と感激した様子だった。

フィナーレでは、日本ならではの“パチンコ風”な演出が飛び出し「最初から最後までフィーバーだった」と、興奮を話した。

渋谷は、公演前から劇場内に映し出された世界観に「本当に雨が降ってるんじゃないかなって思うぐらいリアルで鮮明だった」と、目を輝かせ「始まる前から興奮した」と笑顔。白間は「いろんな展開があってビックリしました」と、驚いていた。

大興奮の5人は、文枝の掛け声に合わせて「『KEREN』へ、いらっしゃ~い」。大満足の表情で公演をアピールした。