中村勘九郎(37)が4日、都内で開かれたNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の10日からの「ストックホルム編」の試写会に出席した。ストックホルム編では、ストックホルム五輪が描かれる。

昨年、8月に1カ月にわたり現地ロケを行ったといい「現地のスタッフも交えて撮影したのですけど、撮影文化の違いも日本人選手の心境とか境遇と似ていて。ぶつかり合ったりもしましたけど、濃厚な1カ月を過ごすことができましたし、今後の自信につながりました」と話した。

同ドラマは3日放送の第9話が関東地区の平均視聴率が9・7%(ビデオリサーチ調べ)を記録し4話連続で1桁と、視聴率で苦戦している。

中村は「気にしなきゃいけない感じなのかな」とし、「ドラマとかあまり経験がないので。そんなに気にしてないのですけど、周りがすごく心配してくれていて三谷(幸喜)さんもメールをくれて、『数字を絶対、気にしない方がよいよ』って。みんな優しいなと思いました」と明かした。

その上で「多くの方に見てもらいたいなと思います。リアルタイムで見てほしいですけど、この作品を多くの人に見てもらえるのならどんな方法でも良いと思いますね」と話した。