NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の新キャストが5日、東京・渋谷の同局で発表された。

主演の金栗四三を演じる中村勘九郎(37)と共に、14話からの「大正編」に出演する寺島しのぶ(46)黒島結菜(21)菅原小春(27)柄本佑(32)が会見した。

他に金栗の教え子の村田富江の父親で浅草の開業医・村田大作役に板尾創路(55)、後に5代目古今亭志ん生となる売れない落語家・美濃部孝蔵と結婚する清水りん役に夏帆(27)、東京市長・永田秀次郎役にイッセー尾形(67)が発表された。

中村は「ストックホルム五輪から帰国後、女子の体育に力を注ぐ。その中で、皆さんに出会っていきます。本当にパワフルで楽しい日々です。今までおっさんばかりだったので、四三的にも勘九郎的にもうれしい」と話した。

4月から時代が明治から大正に移り、金栗は次のオリンピックを目指してマラソンに励みながら、教師として箱根駅伝の創設や女子の体育教育に突き進んでいく。