女優の深田恭子(36)主演のTBS系ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(火曜午後10時)の第8話が5日に放送され平均視聴率が8・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。

同ドラマは、隔月刊「クッキー」(集英社)で連載中の持田あき氏による同名漫画が原作の笑って泣いてキュンとするラブコメディー作品。深田演じる人生なにもかもうまくいかない、いちいち残念なしくじり鈍感女子の順子。そんな順子の前に、永山絢斗(29)横浜流星(22)中村倫也(32)らタイプの違う3人の男性が現れることから、順子の人生のリベンジとも言える闘いが始まる。

第1話からの視聴率は8・6%、9・0%、8・8%、7・8%、7・3%、8・6%、7・8%だった。

第8話の内容は、牧瀬(高梨臨)が経歴詐称していた影響から「花恵会」が規則を厳格にしたため、特例での匡平(横浜流星)の受講は撤回になってしまった。理数科目もすべて「山王ゼミナール」で教えることになり、順子(深田恭子)が匡平に数学を教えていると牧瀬が姿を現す。そして指導方法や授業プランを自らがまとめた授業ノートを順子に渡した。ノートを見た順子は牧瀬にある提案を。

その夜、美和(安達祐実)の声掛けで、順子・牧瀬・雅志(永山絢斗)のメンバーでプチ同窓会のような飲み会をしていた。そこに山下(中村倫也)が現れ驚く順子。「合コンみたい」とはしゃぐ美和の提案で、順子と山下、雅志と牧瀬がそれぞれデートをする流れになってしまう。

一方、東大模試に向けて自宅で勉強をしていた匡平は、父親の菖次郎(鶴見辰吾)が電話でもめている声を聞き不安になる。様子をうかがう匡平だったが、菖次郎から初めて優しい言葉をかけられ、うれしさを隠せない。

迎えた東大模試当日、匡平のことが気にかかりながらも順子は山下とデートする。夕方、模試が終わり順子と匡平は、牧瀬も交え自己採点をしてみたが、予想ではE判定。順子は匡平を励ますが、逆に順子が山下といるところを目撃した匡平から問い詰められる。とっさに順子はデートしていたと正直に告白すると、匡平は嫉妬して帰ってしまう。