6日に放送された日本テレビ系連続ドラマ「家売るオンナの逆襲」(水曜午後10時)第9話の視聴率が10・2%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は12・7%、第2話は12・9%、第3話は11・4%、第4話は10・7%、第5話は11・5%、第6話は11・2%、第7話は11・0、第8話は10・2%で、全話で2ケタをキープ中。

同作は16年放送「家売るオンナ」の続編。前作はシリーズ平均視聴率11・5%を記録した人気作。「私に売れない家はありません」と豪語する北川景子演じる三軒家万智が、型破りな手段で家を売りまくり、周りの人間も感化されていく。

三軒家と結婚した屋代大(仲村トオル)、テーコー不動産新宿営業所メンバーには足立聡(千葉雄大)、庭野聖司(工藤阿須加)、宅間剛太(本多力)らに加え、宅間と離婚した白洲美加(イモトアヤコ)、BARちちんぷいぷいのママ球城こころ(臼田あさみ)などおなじみのメンバーが出演。三軒家のライバル留守堂謙治役を松田翔太が演じる。

第8話では、三軒家が、母と住む家を探す馬場礼子(酒井若菜)を担当。礼子は母の静江(松金よね子)が畳の部屋が好き、という希望を告げる。庭野は、築45年の家を売るため、リノベーションの準備を進めていた。足立は妻が妊娠中の新垣夫妻を担当する。

そのころ、ちちんぷいぷいでは、留守堂が、離婚目前のため家を売りたいという迫田のぞみ(小野真弓)と商談していた。のぞみが帰ると、こころママと留守堂は三軒家と屋代の話題に。屋代の愚痴はのろけ、というこころの言葉に、留守堂の心は揺れる。

新垣夫妻は、のぞみの家を内見することになる。夫妻は家を気に入るが、売却の原因が離婚のためではないかと気にする。そこにのぞみの夫が来て復縁を求め、理由がばれてしまう。のぞみはその場で復縁して、売却話は白紙となる。その場面を見て、留守堂は三軒家をひそかに思う現状に、憂いを隠せなかった。

庭野は、リノベーションをした家のスケルトン浴室などが客に不評で、販売に苦戦。そこへ三軒家が、その家を売ることを宣言。ただし、畳への再リノベーションを求める。

足立は迫田夫妻が、周辺に子供のいる家が多いことが心労になっていると助言、復縁した後は心機一転、転居することをを進める。その結果、新垣夫妻も迫田夫妻の家を購入できることになった。

三軒家は、畳部屋に再リノベーションした家で、礼子と静江を引き合わせる。静江は娘の世話になることを拒む、三軒家は、静江が拒んでいるのは、今のアパートの生活や近所の友人らを捨てることだと訴える。勧めた物件は、その2件隣の家だった。静江は礼子の望みどおり、同居を決断する。三軒家は庭野に、お年寄りの静江にとって、地域とのつながりは代わりの利かない大切なものだと説く。

新宿営業所メンバーの現地販売は順調に終わる。だが、留守堂はちちんぷいぷいにも姿を見せなくなる。留守堂は三軒家を夜の小学校に呼び出す。留守堂は三軒家に、「思いがパンパンで破裂しそう。遠くから見ているだけはイヤだ」と伝える。だが三軒家は、留守堂が勘違いしており、思っている女性は三軒家とは別人と伝える、という内容だった。

13日放送の最終回では、舘ひろしが出演する。