7日に放送された杉咲花(21)主演のテレビ朝日系ドラマ「ハケン占い師アタル」(木曜午後9時)の第8話の平均視聴率が9・8%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は12・1%でスタート。5話まで2桁を維持していたが、6話で9・5%となり初の1桁台を記録。7話では10・9%に回復した。

イベント会社を舞台に、他人の悩みや原風景などあらゆるものが見える派遣社員のアタルが、その特殊能力で正社員たちの悩みを解決していくコメディードラマ。

共演は小沢征悦、志田未来、間宮祥太郎、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、若村麻由美、及川光博。「家政婦のミタ」脚本家の遊川和彦氏が、脚本のほか初めて連続ドラマの演出を担当する。

占いの力を金もうけの手段にしてきた母、キズナ(若村)から逃げ出してきたアタルは、頑として戻ることを拒否する。勤務先のイベント会社「シンシアイベンツ」制作Dチームの仲間もアタルを守ろうとキズナの前に立ちはだかる。キズナはアタルの存在意義は占い能力のみにあると主張し、今任されている雑用はAIに取って代わられるものと言い放つ。その言葉に悔しさをにじませたアタルは、占い以外の存在意義を証明すると宣言する。

アタルのサポートを誓ったDチームの面々は、彼女とともに大手ゼネコンが主催するCSRイベントのコンペに取り組む。しかし経験値の浅いアタルは妙案を出すことができず、焦りを隠せない。アタルは仲間が考えた提案内容に代案もないまま意義を唱え、人間関係にもギスギスした空気が流れ始める。