女優安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の11日に放送された第134話の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、萬平(長谷川博己)は「迷ったら相談してくれ。みんなで一緒にまんぷくヌードルを作ろう」と、開発メンバーに歩み寄った。すると源(西村元貴)の気持ちにも変化が見られ、家でも仕事の話題をしなかったのが、萬平と開発のことで話すようになった。そんな時、福子(安藤サクラ)は町で見かけた発砲スチロールを使ってみてはと源に提案した。会社での開発メンバーにも変化が表れ、いろいろなアイデアを出し、発砲スチロールで作ったカップの試作品ができあがった。萬平からは容器は薄くて、さらに少し小さくする課題はでたものの開発をすすめる許可がでた、という内容だった。