サンドウィッチマンの伊達みきお(44)が、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市に9年連続で訪れたことを報告し、現地の様子を伝えた。

東日本大震災から8年。伊達は11日にブログを更新し、「宮城県気仙沼市に着きました。あの日を含めると、9年連続で来てるんだな」と、現地でのロケ中に被災した当時に思いをはせた。

「8年たって思うこと。震災特番や、それに関連する番組を見たり出演したりすると、比較的明るい話題になってきたなぁと。震災後、他の地域に避難していた人が戻ってきたり、地域の若者が率先して新しい町にしようと頑張っているという話題。ここにきて、若い力が大いに奮闘している地域が確かに多い。復興に、若い力や考え方は絶対に必要な力。5年を過ぎて、明るい話題は増えてきてます」と、被災地に関する報道の変化についてつづった。

月1回は主に宮城県の沿岸部を訪れているという伊達だが、「やはり3月11日は特別な1日。違う日に行くのと全く違う。住んでる皆さんの顔つきが違う。もしかしたら、我々もそうなのかも知れない」と、被災した人々の様子をつづり、「報道も減り、人間は、どうしても忘れてしまう。あんなにすさまじい映像を見ても、やはり忘れてしまう。忘れてもいいですが、年に1度は思い出して貰えれば」と願った。