女優木村文乃(31)が、このほど、都内で行われた動画配信サービス「パラビ」の主演ドラマ「SPECサーガ完結篇『SICK’S』覇乃抄」試写会に出席した。

ドラマには3月末でTBSを退社する宇垣美里アナウンサー(27)も女医役で出演。木村は、宇垣アナのフリー転身発表後のアフレコでセリフを変えられたと話し「『自分のかわいさを分かっているな』というセリフの後に、『だから辞めたのか』って。悪い大人たちがセリフを足しました」と苦笑交じりに明かした。シリーズを手掛ける堤幸彦監督(63)は「時流の変化に即応した作品です」と説明し笑いを誘った。

この日、宇垣アナは司会も務めた。進行時、堤監督から「関西弁ですか?」と兵庫出身のイントネーションを指摘されると「出てましたか? 辞める気持ちが漏れてしまっているのかも知れません」と、自ら“退社ネタ”を切り出した。

ドラマシリーズは続くが、植田博樹プロデューサーは宇垣アナの今後の出演について「続編があったら出ていただきますから。ギャラは払います」と変わらぬオファーを明言。宇垣アナは「よろしくお願いします」とにこやかに応じた。これを聞いた堤監督が「TBS的にはいいんですか?」と切り込むと、植田プロデューサーは「幹部の人はいろいろ言ってるみたいですが」とポロリ。宇垣アナは「円満ー!」と、理解を得た上での退社を強調していた。

試写会には松田翔太(33)山口紗弥加(39)佐野史郎(64)竜雷太(79)も登壇した。

TBSで放送されたドラマ「ケイゾク」「SPEC」に続く「SPECサーガ」のシリーズ最新作が、22日から動画配信サービス「パラビ」で配信される。