タレントのデヴィ夫人(79)が17日、京セラドーム大阪で行われた「関西コレクション 2019 SPRING&SUMMER」に初出演し、独自の恋愛論を説いた。

水色のあでやかなドレスで登場すると、リフトなどを取り入れた華麗なボールルームダンスを披露し、歓声を浴びた。

著書「選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論」が好評発売中の夫人。トークコーナーでは、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」で共演する谷まりあ(23)から、女性が気になる質問を受けた。

「大好きな年収200万円の男と好きでもない年収1億円の男、どちらと結婚すべき?」という問いには「もちろん、年収1億円の男性」と即答。物資が豊かでなかった江戸や明治時代は「愛があればそれで十分」だが、現代は他人の豊かさに目移りしてしまい「200万円の方と結婚すると、尊敬と愛も消えてしまう」とズバリ。1億円の男は「皆さんがうらやましがるような結婚生活が送れるし、尊敬するし、信頼も生まれる。そこに愛も出てくるでしょう」と語った。

「付き合って2カ月で結婚は決まる?」との問いには「だらだら長く付き合うと、お互いに飽きが来ますし、新鮮でなくなる」。インドネシアのスカルノ元大統領と結婚した夫人は「私は2週間で求婚されました。男性の心は2カ月以内につかまなきゃ」と、会場に詰めかけた多くの女性にアドバイスを送り「結婚は永久の就職ですから」と、格言で会場を沸かせた。

MCを務めた元NMB48渡辺美優紀(25)は、夫人の恋愛観や結婚観に「勉強になります。かっこいい、すごい」と、聞き入っていた。