叶姉妹の叶美香が、児童虐待に関する“姉”叶恭子の言葉を紹介した。

政府が19日の閣議で、親による子どもへの体罰を禁止する児童福祉法や児童虐待防止法などの改正案を決定したことを受け、美香は「責任を果たせない親の場合」のタイトルでブログを更新。「ファビュラスな姉の著書から私の心から願いますことを込めて私達の愛する大切な皆さんの心にとどきますとうれしいですよ」として、恭子の著書に記された一文を紹介した。

その一文は「子どもは親を選べず、生まれてくる環境も選ぶことができません。この点で子どもは圧倒的に無力な存在です。そして、『親』というものは残念ながら、必ずしも十全に子どもに対して愛情を注ぎ、責任を果たしてくれるものとはかぎりません」と始まり、「『家庭』とは、本来子どもにとって、安心できる場所であるはずですが、子どもの成長を親がおびやかしている場合、その『家庭』は、できるだけ迅速に逃げ出さなければならない場所となります。また、逃げるためには、ときには第三者の力を借りることも辞してはならない場合があるのです。近くにいる大人はそのような助けを求める子どもの声に敏感になって悲惨な出来事が少しでも減りますように…」と結ばれている。