元関脇貴闘力氏(51)が、21日の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演し、弟弟子だった元横綱貴乃花の花田光司氏(46)が、18年10月に日本相撲協会を退職後、政界進出を口にしたことがあると暴露した。

番組の中で、辛坊治郎氏が前日20日に同系で放送された「ザ・発言X~勝負の1日」の中で、花田氏が長年、確執が続いていた兄の虎上氏、母の藤田紀子さんへ感謝の気持ちを語ったことについて触れ「ゲスの勘繰りも含めてですよ。(花田氏は)昨日、ある意味、生まれ変わった気がする。参院選へのイメージ戦略だったらガッカリ」と発言した。

貴闘力氏は、それを受けて「一時、出るって言ったんですよ。言ったんだけど、出ないと。俺と2人だけの話ですけど」と語った。詳細については明言を避けたが、政界進出へ意欲を見せたのは日本相撲協会を退職した後だとした上で、現状の政界進出の可能性については「間違いなく、出ない」と批判した。

花田氏は、日本相撲協会退職後の18年10月4日に馳浩元文部科学相と面会。馳氏は、花田氏に「これからどうするの? 参議院議員選挙に出るとか報道されてるけど?」と尋ねたところ、「勘弁してください。ありえません」と否定したとブログで明かしていた。

その後、花田氏は同12月20日に国会内で行われたスポーツ団体の不祥事について今後の対応を話し合う「スポーツインテグリティ(高潔性)フォーラム」に、事前の出席登録はなく一般参加としてサプライズ出席するなどしており、その都度、政界進出の可能性が取りざたされていた。