パラサポスペシャルサポーターの草なぎ剛(44)が24日、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場で開催された「パラ駅伝 in Tokyo 2019」に走者として参加した。

草なぎ剛は稲垣吾郎(45)香取慎吾(42)とともにパラ駅伝を主催する日本財団パラリンピックサポートセンター(略称パラサポ)のスペシャルサポーターを務めており、昨年に引き続きイベントに登場となった。

草なぎ剛は稲村亜美(23)らとゲストチーム「i enjoy!」の第4区健常ランナーとして約2・3キロを11分56秒で走りきった。同区間には、カンボジアのチームの走者として猫ひろし(41)が出場しており7分35秒と力走し会場を沸かせた。

草なぎ剛はスタート前、「こんないい日にこんなに集まっててくださってありがとうございます」とスタンドいっぱいに詰め掛けた1万7500人のファンに感謝。「持ってる力を全部出し切りたいと思います。新しい地図とNAKAMAを代表して走りたいと思います」と意気込んだ。

稲垣に「パラ駅伝を盛り上げてください」と送り出された草なぎ剛は、稲村からたすきをもらうと全力疾走で駒沢陸上競技場を出た。スタート時のオーバーペースの影響で苦悶(くもん)の表情を浮かべていたが、スタンドに手を振りながら完走、たすきをつないだ。走り終えた草なぎ剛は「超ー気持ちいい! 感動した!」とハイテンション。「応援してくださる人がいるので、ひとりではできない。また頑張ろうって。すげー気持ちいい」と満足そうに語った。駅伝は栃木県のチーム「ベリーグッド とちぎ」が優勝し3連覇を達成した。

また、イベントのフィナーレでは、稲垣と香取と3人でスペシャルライブを開催。「#SINGING」「雨上がりのステップ」を披露した。「雨あがりのステップ」は昨年のこのイベントで発表され、昨年6月末までの売上、約2300万円が全額パラスポーツの支援にあてられた。香取は「ありがとうございました」と感謝し、「これからも皆さんパラスポーツを盛り上げましょう!」と呼び掛けた。

※「草なぎ」のなぎは弓ヘンに前の旧字体その下に刀