芸能界復帰を目指している元タレントの坂口杏里さん(28)が、13年3月27日に横行結腸がん(大腸がん)による肺炎のため亡くなった母で女優の坂口良子さん(享年57)との別れを振り返った。

杏里さんは母の命日前夜である26日にインスタグラムを更新。良子さんとのツーショット写真を複数アップし、「6年前の今日から明日がとっても悲しい日。私が大好きなママが21歳の時に他界しました。大好きなママがなくなってもう6年。この6年、いろいろあったよ、ママ、お空の上から見てるかな?」と書き出した。

続けて「病院にずっといて、ホワイトボードで会話もできなくなったよね。私が一方的に書いて伝わってたのかわからないけどたくさん書いて泣きながら沢山ママ抱きしめてたよ。カリカリのママを抱きしめてるだけで胸が張り裂けそうなくらい涙が止まらなかったよ【涙が枯れるくらい】って言葉あるけど、涙なんて枯れなかったよ」と振り返った杏里さん。「今日やまばですって、先生の言葉、わかってた。けどわかりたくなかった。『何言ってるの!この医者ヤブ医者なんじゃないの!』って思いたくないけど思っちゃったよね」と医師から宣告された当時の心境を明かした。

「今日と明日はたくさん泣いてもいいよね ママが最後に頑張って振り絞った言葉は私にしかわからない 誰も聞こえなかったあの言葉は、私の将来にしまっておくね」と亡き母の最後の言葉を胸に、「今でもこれからも一生、誰よりも愛してるよ。ママ、会いたいよ」とつづった。