東南アジアのブルネイが不倫や同性との性行為に厳しい刑罰を適用すると発表したことに対し、国際人権団体などが批判を強める中、人気ロック歌手エルトン・ジョンがブルネイ系ホテルのボイコット運動への参加を1日までに表明した。

対象となるブルネイ政府系企業のホテルには、映画・音楽界の関係者が利用するロサンゼルス郊外のザ・ビバリーヒルズ・ホテルも含まれる。人気俳優で社会活動家のジョージ・クルーニーがボイコットを訴えており、影響が広がりそうだ。

同ホテルは米ロックバンド、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」のジャケット撮影で使われたことでも知られる。

同性愛者で知られるジョンは声明で「(同性を愛する行為は)基本的な人権だ」と訴えた。

ブルネイはシャリア(イスラム法)に基づく刑法を段階的に導入。3月にはイスラム教徒を相手とした同性愛行為に対し、石を投げ付けて死亡させる石打ち刑適用などを発表していた。