口腔(こうくう)がんで闘病中のタレント堀ちえみ(52)が、術後初めてカラオケで自身の曲を歌唱したことを報告し、「涙が出ました」とつづった。

堀は10日、「不可能な事なんてない」のタイトルでブログを更新。「歌えるかどうか試してみたい」と娘を誘ってカラオケに行ったことを報告した。

入店から1時間は「歌えなくてショックを受けたらどうしよう」との思いから歌う勇気が出ずにいたという。しかし「せっかく来たのだから、勇気を出して歌わなければ」と、アイドル時代のシングル曲「リ・ボ・ン」を選曲。「イントロが流れた瞬間スイッチが入りました。歌い出した私に彩月が、大きな声で言った。『お母さん凄い』『歌えるじゃん!』歌えました」とつづった。

「涙が出ました。まさかこんなに早く歌えるなんて」としみじみ。その後も自身の曲を数曲練習したといい、「もちろんまだ仕事としては歌えませんが、頑張れば夢ではない、という自信を持つ事が出来ました」とつづった。