アニメ「THE IDLE M@STER」萩原雪歩役などで知られる声優の浅倉杏美が、ストーカー被害に遭っていた過去の苦しみを振り返るとともに、結婚によって得た幸せについてつづった。

浅倉は11日のブログで、ファンから寄せられた結婚についての質問に「わたしは結婚して良かったし、楽しいし、幸せです!」と回答。続けて「仕事をしていく中で、この仕事さえしていなかったら経験しなくて済んだであろうとても怖いこともとても苦しいことも経験してきました」と切り出した。

2014年12月のブログで、「街で後をつけられる。自宅を特定される。待ち伏せをされる。とても、悩みました。何度も引っ越しました。とても、怖かったです」とストーカー被害に遭っていたことを告白していたが、「いちばんリラックスできるはずの自宅が人生でいちばん怖い場所となり、見知らぬ異性が恐怖の対象でしかなく、気心知れた人しかいない仕事現場にいるときだけが安心で、幸せだった日々もありました」と当時を振り返った。

17年8月に会社員の男性と結婚したことをブログで発表。「わたしの中で結婚が、・して良かったもの・楽しいもの・幸せなもの として考えられるのは間違いなく、いつも支えてくれている主人のおかげです 主人でなかったら、ここまでのびのびと笑顔で生きられなかったと思います」と夫への感謝をつづった。

「わたしは、大切な仕事を続けるために必要な安心できる場所を結婚で手にできました。仕事と家庭そのどちらも、自分が自分の人生を楽しんで、自分らしく輝くために必要なことです」としたが、結婚については「わたしにはとても良いきっかけとなった結婚ですが『結婚いいよ!絶対した方がいいよ!!』とは思いません。したら幸せになれるというものでもないし、個人個人幸せの形は違うと思うので 大切なのは自分が生きる人生で、何を大切に思い、何を優先したいと思っているかそのためにどんな状況、環境がベストなのかそれを考えることかなぁと思います」と持論をつづった。