超新感覚ライブエンタテインメント「NO BORDER」(7月7日~9月16日、COOL JAPAN PARK OOSAKA SSホール)の制作発表が15日、都内で行われた。日本テレビ系バラエティー「進め!電波少年」の“T部長”で知られる土屋敏男氏(62)が、企画・演出・プロデュースする。

会場を訪れた観客を、その場で3Dスキャン。瞬時に作られた観客のアバター(化身)が、そのまま舞台に登場し、踊り、宙を舞う。ステージ上には進行役としてパントマイム芸人、がーまるちょばHIRO-PONだけが登場してアバターと共演する。

土屋氏は「大阪に新しい劇場ができて、アジアとか世界の国から来る人が言葉を使わずに楽しめるものというテーマで考えた。1年半くらいかけて考えた。日本テレビには、ずっと黙っていて、さすがに会見をするのにまずいだろうと思って、先週申請して許可をもらいました」と笑った。

初日となる7月7日には外国人40人を集めて、そのアバターをステージ上で踊らせる。この日は、チャド・マレーン(39)、デニス植野行雄(37)ら、吉本興業に所属する外国人、ハーフタレントらが登場。吉本に現在、20人以上の外国人、ハーフタレントが所属することを聞いた、千原ジュニア(45)は「そんなに、おるの!? 俺らの時はヘレンしかおらんかったのに」と、西川きよし(72)の夫人で、吉本新喜劇で活躍したタレントの西川ヘレン(72)の名前を挙げて笑わせた。