俳優高橋克実(58)と瀬戸康史(30)が16日、都内のNHKで、出演するドラマ「デジタル・タトゥー」(5月18日スタート、土曜午後9時)の会見に出席した。

同ドラマは、インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷や個人情報の拡散に苦しむ人と向き合い、救いだす姿を描くサスペンス。高橋はインターネットに疎い50代の“ヤメ検弁護士”、瀬戸は動画サイトで荒稼ぎするユーチューバーを演じている。

自身が感じるインターネットの怖いところとして高橋は「字面だけでやりとりをするのが怖いと思います。謝ったりする時に、字面だけでやると、早いけどあまり伝わらない気がする」。そして、「時間をつくって会った方が結局は良いと思う。早いし便利だけど、果たして本当に便利なのか」とメールやSNSでのやりとりに疑問を呈した。一方、瀬戸は「調べたりすれば、いろいろ特定できたりする。学校の制服で学校を特定して、それが犯罪につながるかもしれない」と話した。