先月26日に消化管間質腫瘍(しゅよう)で亡くなった萩原健一さん(享年68)が、17年12月20日に発売した歌手活動50周年記念ライブDVD「PREMIUM LIVE LAST DANCE 2017」に、1000枚の注文が来ていることが16日、分かった。

同作は萩原さん最後のプロデュース作品。17年10月4日に大阪なんばHachで行われた、歌手デビュー50周年記念ライブツアーの最終公演を収録。自らカット割りし、納得いくまで編集した。

17年12月には一夜限りのライブ上映会を開催し、ミニライブも行った。既に闘病中だった萩原さんは、自ら面接して選んだ「ショーケンバンド」のメンバーを「私の最後の絆かもしれない」と紹介していた。故人の遺志でお別れ会の予定はないだけに、ファンからは再度の上映会を望む声が寄せられているという。