女優白石聖(20)が18日、都内で、結婚情報サービス「ゼクシィ」の新CM発表会に出席した。過去に広瀬すず(20)新木優子(25)吉岡里帆(26)らが出演しており、白石が12代目。

純白のウエディングドレスでブーケを手に持ち、バージンロードをゆっくり歩いての入場となった。「ただただうれしい。今ここに立っているのが夢のよう。ゼクシィのCMガールは目標だったので、夢が1つかないました」と喜んだ。「結婚の形が多様化しているけど、キャッチコピーの『私は、私に誓います』が女性の強さを表していると思います。背中を押せるようなCMになればいいなと思います」と語った。

ゲストには泉ピン子(71)が登壇。平成元年に医師の男性と結婚し、令和元年が結婚30周年となる。「結婚した時は追っかけられて。羽田空港の騒ぎは何だったんだろうね」と取材陣に向かってチクリ。だが「全てがいい思い出」とした。

「最近夫の『ありがとう』が少なくなってきた。昔はしつこいくらい言っていたけど、『ありがとう』はただだからいっぱい言いなさい」とピン子が考える夫婦円満の秘訣(ひけつ)を語った。

その後も「好きなことは別でいいけど、嫌いなことは一緒のほうがお互いうまくいくと思う」「いっぱい恋愛していっぱい失敗して最後にいい人捜しなさい。私も失敗して隙間で結婚しちゃったから。『好き、好き』より、『まぁ、いいか』のほうがうまくいくのかもね」など、ピン子節でまくし立てた。

ゼクシィガールは若手女優の登竜門でもある。「同世代にすてきな方がたくさんいるなかで、負けない個性を見つけていろんな役に挑戦したい」。そう意気込む白石に、ピン子は「仕事がこないことには挑戦できないのよ」とピシャリ。「とにかく頂いた仕事は選ばずに、何でもやること。小さい役でも、それを自分で大きくするくらいの意気込みでね。何でもチャンスと思ってやって、その中でつかむしかないのよ!」とピン子節でエールを送った。

最後に好きな男性のタイプを聞かれた白石は「好きになった人がタイプ」と返答した。ピン子はすかさず「この仕事を続けたいなら、台本とか読まない人にしなさい。自分のドラマに四の五の言う人はやめなさい!」と語気を強めた。白石は「ピン子さんのような家庭を築きたいです」と宣言した。