NHKの健康番組「みんなで筋肉体操」への出演で“筋肉俳優”としてブレーク中の武田真治(46)。19日に都内で、映画「アクアマン」とドラマ「クリプトン シーズン1」のDVD化などの記念イベントに出演しました。

武田の取材は初めてですが、トークの内容と間が絶妙でした。ヒーローに不可欠なものは「筋肉」だと断言し「だって、やせたヒーローなんて見たことがないでしょ」。筋トレをすると愚痴が減ると説明するので「へぇ~、何でかな」と思っていると、一拍を置いた後で「疲れてしゃべりたくなくなるんです」。

会見中に急にスクワットを始めて「これは絵にならないな…」と自問自答するシーンもありました。腕立て伏せもしてみせて「こっちの方が絵になるでしょ?」。取材陣から見て、お尻側になってしまう人がいることに配慮。左右の向きを変えて2回もやっていました。何というすばらしいサービス精神でしょうか! スクワットも腕立て伏せもまったく紙面にはなりませんでしたけど…。

囲み取材で、歯科衛生士との交際について聞かれると「あのー、あのー、あのー、そのー、まだ…」。言いよどんだ後で「滑り込み“平成婚“はない」と早期のゴールインを否定。そして、最後に発した言葉が「また来てください。小出しにしていきますので」。

交際ネタへの関心は、結婚や破局という“一定の結論”が出てしまうと、そこでひとまず収束します。なので「小出しにする」というのです。正直な人柄を実感し、この計算には「さすがだ」と感心しました。

ボディーは硬い筋肉質ですが思考は柔軟です。