俳優松坂桃李(30)主演のフジテレビ系連続ドラマ「パーフェクトワールド」(火曜午後9時)の7日放送の第3話の視聴率が6・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。前回の5・8%より0・2ポイント、アップした。

初回から6・9%、5・8%だった。

関西地区は12・0%だった。

建築士の鮎川樹(松坂)は、大学生の時に事故に遭って脊髄を損傷して、下半身が不随になる。「恋愛も、好きだったバスケットボールも、もうしない」と、心に固く決めていた。そんなある日、高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会。閉ざされていた樹の心が、少しずつ開かれていく。原作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)に連載中の有賀リエ氏作の同名コミック。累計部数は170万部を超えている。

第3話で、自分の幸せのために、つぐみ(山本美月)を犠牲にはできないと、一度はつぐみの思いを拒絶した樹(松坂桃李)。しかし、すべてを受け入れると覚悟を決めたつぐみに、樹はあきらめたはずの恋愛をもう1度してみようと思い直す。晴れて付き合うことになった2人は、江の島へ出かけたり、樹の部屋で休暇の予定を相談したりと、恋人らしいデートを重ねる。

迎えたゴールデンウイーク、つぐみと妹のしおり(岡崎紗絵)は、樹の車で長野へ帰ることに。その車中、しおりは、つぐみが樹と付き合っていることを父・元久(松重豊)が知ったらと懸念するが、つぐみは市役所の福祉課に勤めていた父なら応援してくれるはずだと楽観的。とりあえず、今回は両親へのあいさつは見送ることにした2人だったが、実家に到着すると、元久と鉢合わせ。

樹は窓を開けてきちんとあいさつするが、元久は、車から降りなかった樹を礼儀知らずだと一刀両断。その言葉にひっかかった、つぐみは思わず、樹が車いすに乗っていることや、最近付き合い始めたことを打ち明ける。すると、しおりの予想通り、元久は大激怒。母の咲子(堀内敬子)もまた、つぐみの将来を心配する。