欅坂46の2期生メンバーが28日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで、初単独イベント「おもてなし会」を開催した。

昨年6月に行われた「坂道合同オーディション」で、応募総数約13万人の中から選ばれた9人が放送部、音楽部、演劇部など得意のジャンルに分かれて特技を披露した。

司会は最年少の山崎天(13)が務めた。冒頭、山崎は「おもてなし会最終日、盛り上がっていこう!」、森田ひかる(17)は「気合が入ってるので、9人の知らない特技をみなさん楽しんでください!」と呼び掛け、観客を盛り上げた。

井上梨名(18)関有美子(20)武元唯衣(17)松平璃子(20)は音楽部のコーナーに登場。井上がマリンバ、関がサックス、武元がピアノ、松平がドラムを担当し、欅坂46の「制服と太陽」「バレエと少年」の2曲を演奏した。松平はメンバーからドラムプレーを褒められると「練習6回しかしていないけど、素質があったからかな」と胸を張り笑わせた。

全員参加のダンス部では、欅坂らしいクールで力強い踊りを披露しつつ、1輪車、フラフープ、けん玉などメンバーそれぞれの特技を取り入れてアピールした。けん玉に挑戦した山崎は「少し失敗しちゃった」と残念そうな表情。“欅坂一のロック好き”を自称する松平は、長い髪を振り乱して豪快なヘッドバンギングを披露。「(振り付けの)TAKAHIRO先生にお願いして、入れてもらいました」とちゃめっ気たっぷりに明かした。

後半のライブパートでは、「ガラスを割れ!」「アンビバレント」などアンコールを含め全8曲を歌唱した。森田は「乃木坂や欅坂の先輩よりも大きい規模で、完売と聞いた時はうれしかった」と笑顔。松田里奈(19)は「皆さんに恩返しが出来るように頑張っていきます!」と宣言し、大歓声を浴びた。

大阪、東京4日間で2万4000人を動員した。