漫才コンビ、プリマ旦那改め「令和喜多みな実(れいわきたみなみ)」が1日、大阪・なんばグランド花月で「令和」改元に合わせて「襲名」披露公演を行い、終演後に取材に応じた。

同コンビは大阪府出身の野村尚平(31)と河野良祐(32)との漫才コンビ。公演は立ち見が出るほどの超満員で、多くの女性ファンが黄色い歓声を上げた。

終演後、取材に応じた2人は、改名について「巨人師匠から僕が命名したかったわぁ」と言われたと告白。タレント、田中みな実さんからクレームが来てないかと聞かれると「まだ来てません。(ABCテレビ・アナウンサーの)喜多ゆかりさんからは(ツイッターで)名前を使ってくれてありがとうと言われた」と語った。

また、同日に同じ「令和」の元号を拝借した後輩コンビ「令和ロマン」について、野村は「志は一緒。共演したらしかっときます」と笑いを誘った。

元号をつけたコンビ名で活動してきた芸人には、昭和、平成を用いた「昭和のいる・こいる」や「平成ノブシコブシ」がいる。

2人は「花月の看板にいつか、名前がのるようにがんばりたい」と目標を掲げた。若手実力派コンビが、新時代のお笑い界をリードできる存在になるのか、期待が高まる。【南谷竜則】