絵本作家としても活躍するキングコングの西野亮広が、開催中の個展会場で店舗との間にトラブルが生じたことを明かした。

西野は兵庫県川西市にある「満願寺」で個展を開催中で、連日、2000人を超える客を集めているという。5日に更新したブログでは、「満願寺のカフェの前で、購入いただいた絵本にサインを入れていたら、列が伸びてしまって、お店の入り口をふさいでしまったんですね(これは、よくないですね)。すると、お店のオーナーさんが飛び出てきて、『営業妨害だから、他所でやってくれ』と、ものすごいけんまくで怒ってこられて、本当にたくさんのスタッフさんが汗を流して、この場所(満願寺)にありえないぐらいのお客さんを呼んでくれていることを知っている僕は、『それにしても、言い方があるなぁ』と思ったわけですが、そこから畳み掛けるように、『あと、参拝せずに、個展を楽しんでいる人がいるから、まずは参拝してから、個展を楽しむようにキチンと伝えてください』と怒られてしまいます」と、境内の店舗とトラブルが起きたことを明かした。

店舗の入り口をふさいでしまったことについては反省と謝罪の言葉を述べつつも、参拝に関する苦情については、「僕は、『参拝』はあくまで個人の意思であり、“強要するものではない”という考えでしたし、それより何より、お客さんの目の前で怒鳴り散らすその姿勢が少しだけ納得がいかなくて、その瞬間に、『チックタック光る絵本と光る満願寺展』を終了させよう と思っちゃったんです(未熟ですね)」と不快感をあらわに。

スタッフの制止によって中止は思いとどまったが、「毎年開催しようと思っていましたが、『営業妨害だ!』と怒られてしまったので、さすがに、もう『満願寺』で個展を開催することは二度とありません」と宣言した上で、「ただ、この場所の魅力は一人でも多くの方に知っていただきたいので、予定通り、5月12日までは個展を続けて、全国からたくさんのお客さんをお呼びしたいと思います」とつづった。