アンジェリーナ・ジョリー(43)が、友人であるセリーヌ・ディオン(51)の伝記映画でディオン役を演じる話を断ったと米情報サイトE!などが報じている。

関係者によると、ディオンは歌手としてのキャリア、亡き夫との結婚生活など、自らの半生を描くミュージカル伝記映画を製作したいとの夢を長年、温めてきたという。

同関係者は同サイトに、「彼女はよき友人だったジョリーに主演を依頼したが、ジョリーがこれを断ったため、打ちひしがれている。2人の友情も、もはや続かないだろう。アンジー級の主演女優を失った今、映画のプロジェクト自体も終わったに等しい」と語っている。

ジョリーはディオンの主演依頼に対し、別の仕事で忙しすぎるとの理由で断ったという。映画の仕事に加え、国連親善大使としての活動や子育て、ブラッド・ピットとの離婚調停などで手いっぱいのようだ。

ジョリーは今年初め、ディオンのオリジナル・ブランドの服を子供たちに着せるなど、友情を温めてきた。関係者は、「アンジーはセリーヌのデザインが好きなだけでなく、彼女の生き方も尊敬していたので、子供たちに彼女のブランドの服を身につけさせた」と話している。(ニューヨーク=鹿目直子)