吉本新喜劇座長の酒井藍(32)が7日、大阪市内で日刊スポーツの取材に答え、「吉本新喜劇ワールドツアー ~60周年 それがどうした!~」をPRした。

今年で60周年を迎えた吉本新喜劇の記念企画。酒井の他、小籔千豊(45)、川畑泰史(51)、すっちー(47)の4座長が3編成で、全国47都道府県と海外でも公演する。節目の年に、「先輩方の築かれた笑いの歴史の重みに、びびっています。個人的には、吉本に入った2年目が50周年イヤーで先輩方に引っ張ってもらった。60周年の今、座長を務めているので、私もしっかり盛り上げないと」と真面目に答えた。その上で、「47都道府県それぞれに、少しずつでも違うネタもやって笑い取りますよ」と気合を入れた。

 

令和時代を迎えたが、「平成の最終日も令和の初日も、なんばグランド花月の舞台に立っていました。それは、ありがたいことやなと」と笑顔で話した。

最近印象に残ったのは芸人・未知やすえ(55)の天然ぶりだといい、「やすえ姉さんね、飲むヨーグルト振ったら、フタが付いてなかったので、めっちゃ飛び散りました~」。いるだけで場の雰囲気を明るくさせる女座長の笑い声が響いた。

ワールドツアーは、3月28日の東京公演を皮切りに全国巡回中だ。近畿地区は、7月7日・京都、同15日・奈良、同21日・滋賀、同27&28日・兵庫を経て、9月4~8日に大阪のなんばグランド花月で公演する。各回の座長や地区別スケジュール詳細は特設サイト(https://shinkigeki-60th.yoshimoto.co.jp/)を参照。