若手スタッフ、出演者らが若者向けに制作、放送するNHK「よるドラ」枠(土曜午後11時30分)の第3弾「だから私は推しました」(7月27日スタート)は、地下アイドルの世界を描くことになり、9日、NHK大阪放送局から発表された。

友人との「マウンティング」や「SNS映(ば)え」を競い、疲弊気味の30歳目前の主人公が、偶然出かけた地下アイドルのライブで、懸命に笑顔を振りまくアイドルの姿に心を打たれ、「オタク」にはまっていく様を描いたドラマ。

主人公は桜井ユキ(32)、地下アイドルのメンバーとして、白石聖(20)松田るか(23)らが出演する。

作品のテーマは「地下アイドル×女オタ」。脚本は、NHKでは「ごちそうさん」「おんな城主 直虎」などを手がけた森下佳子さんによるオリジナル。

森下さんは「『若い人の若い人たちによる若い人たちのためのドラマを!』という『よるドラ』枠。正直、そんなところにこんなおばはんが…と、なかなか戸惑ったこのお誘い」と率直な思いをコメント。

ただ「地下アイドル」「女オタ」のテーマの奥には「青春」のキーワードがあると考え、そうであれば「すこぶる普遍的」と、オファーを受諾したという。

「今作のヒロインは人からの『いいね!』ばかりを気にして生きてきた女の子。そんな彼女が地下アイドルと出会い、生まれて初めて人を『推す』。それだけのことで、スカスカだった日々はガンガンに密度を増し、窮屈だった頭はどんどん自由になっていく。青春を見守ってくださるとうれしいです」

同局を通じて、ドラマへの意気込みを寄せた。

またこの日、NHK大阪放送局では、定例の5月局長会見が開かれ、4月25日付で就任した有吉伸人NHK大阪放送局局長(56)が初の会見に臨んだ。