女優池田エライザ(23)が9日、都内で、主演映画「貞子」(中田秀夫監督、24日公開)完成披露試写イベントに出席した。

98年公開「リング」から21年。時代の変化とともに恐怖の形を変えながら日本ホラー映画をけん引してきたシリーズ最新作だ。

この日、塚本高史(36)清水尋也(19)姫島ひめか(10)佐藤仁美(39)中田監督(59)も登壇した。

中田監督はリハーサルで池田から「リハでそんなに回数やったら現場であきちゃう」「そんなに叫べないんだけど」とタメ口で言われたことを明かした。「これは強敵が来たな」と思ったことを暴露した。「リハで吹き込むのがボクのスタイルだけど、これは大変だなと思った」と振り返ったが、「でも現場になると、このゾーンに来てよというところにはバシッと来てくれた。じゃないと何回もやらされるんだろうと思っていたんでしょうね」と話した。

池田は「監督に演出されないように頑張っていました。される前にやってやろうという。来ると10分くらい演出来ちゃうから(笑い)。なるべく最初の1発でやれるようには心がけていたのかな」と話したところで、「怖いな、この話全部…」と顔を覆った。

佐藤は98年公開の「リング」に出演。今回の出演を「そういえば私、生きてたんだなって」と笑った。「リングを撮ったのが18歳だったので、正確には22年前なんです。何十年後に同じ役は今後ないだろうなと。結構すごいことやっている」と話した。

また、新時代にチャレンジしたいことに「結婚」を上げた。「世間では平成に結婚できなかった人を“平成ジャンプ”と呼んでいるらしいので、令和のうちには結婚したい。令和ジャンプにはならないようにします」と笑った。