自由を求めて学校に通わずユーチューバー「ゆたぼん」として活動する中村逞珂さん(10)の父で心理カウンセラーの中村幸也氏が、カブスのダルビッシュ有投手(32)や実業家の堀江貴文氏(46)らの学校教育に対する考え方に賛同し、「『学校』のあり方そのものを見直す時期が来ていると僕は思う」とした。

琉球新報が紹介した逞珂さんの活動に、ネット上では賛否がわかれているが、ダルビッシュは9日にツイッターで「自分の好きなように生きればいいよね。責任も取れないのに他人の人生に口挟まなくていいと思うわ」と擁護。堀江氏は10日、小学校は「刑務所に通わされてるようなもんだよな」と私見を述べ、インターネットが普及した現在は学校へ通う必要はないとの考えを示した。

幸也氏はブログを更新し、ダルビッシュの考えに「本当にその通りだと思います」と賛同。堀江氏の発言にも「同じように感じる部分が多々あります」とし、「好きで楽しんで学校に行っている子どもにとっては天国で、イヤイヤ学校に行かされている子どもにとっては刑務所のようなもの。学校に合う子どもがいれば学校に合わない子どももいるのは間違いないので、子どもが悪いとか先生が悪いとか親が悪いとかではなく、『学校』のあり方そのものを見直す時期が来ていると僕は思う」と私見を述べた。