元女子レスリング五輪金メダリスト吉田沙保里(36)が10日、都内で、「COTTON USA AWARD 2019」授賞式に出席した。

同イベントは5月10日を「コットンの日」としたことを記念し、04年から開催。コットンのような優しさと温かみがある人を選出し、表彰している。第1回は菊川怜ら3人が受賞。以降、上戸彩、長沢まさみ、米倉涼子ら豪華女性陣に加え、男性では徳重聡、国分太一、DAIGOらが名を連ねている。

吉田は「現役中にもらえなかった賞なので、大変うれしいです」と喜びを口にした。

1月の引退発表以降、練習をしていないことを明かした。「いろんな人から『身体を動かしたくなる』と聞いていましたが、今のところないです」とし、「今までやったことのない仕事で毎日忙しくさせていただいています」と話した。

コーチとタレント。二足のわらじだが、「現役時代の勝たなければいけないというプレッシャーがないので、楽しく過ごさせていただいています。肉体的にも疲労がないので、元気にすごしています」と笑った。

興味のあるスポーツは「全て」とし、「現役時代はほかの競技はテレビでしか見られなかった。だから生で見たいです。パラリンピック種目も興味深いです」と話した。

今週末は母の日。「渡す物は決まっているけど、サプライズにしたいので、内緒でお願いします」とほほ笑んだ。