横浜流星(22)中尾暢樹(22)が10日、都内で、ダブル主演映画「チア男子!!」(風間太樹監督)の初日舞台あいさつに出席した。

同作は直木賞作家・朝井リョウ氏が実在する男子チアリーディングチーム「SHOCKERS」をモデルに書き上げた小説の実写化。横浜は柔道一家に生まれながらも優しい性格のため強くなれずにけがで継続を悩む坂東晴希、中尾は坂東の柔道仲間であり無二の親友の橋本一馬を演じる。

この日、瀬戸利樹(23)岩谷翔吾(22)菅原健(23)小平大智(23)浅香航大(26)風間監督(27)、主題は担当した阿部真央(29)も登壇した。

横浜は「誰1人欠けることなく初日を迎えられて気持ちがいい」、中尾は「4カ月の撮影がやっと公開できるのでうれしいです」と喜びをかみしめた。

撮影現場ではラップが流行ったことを明かした。メンバーからのむちゃぶりに、横浜は「俺は流星、彗星(すいせい)のごとくあらわれた流星、今日の空は快晴、みんなにチア男子、見てもらいたいぜぇい!」とアカペラで披露した。

そんな中、浅香は「流星が満身創痍(そうい)でチアを完成させて、本番前にけがをして、撮影が中断になって涙をためていた姿が忘れられない。そんな中で差し替えなしで頑張った。なかなか普段こんな達成感はないので、特別な仲間に出会えた作品です」と熱い思いを語った。

同作はこれまで映像化が不可能だと言われてきた。横浜は「このメンバーで実現できたのがうれしい」とし、中尾は「ボクの中の青春になった映画です」とアピールした。

阿部は主題歌「君の唄」をナマで披露した。