山下智久(34)主演のTBS系ドラマ「インハンド」(金曜午後10時)の第5話が10日に放送され平均視聴率が9・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、分かった。

同ドラマは朱戸アオ氏による同名コミックが原作。山下演じるロボットハンドの義手を持つ変わり者の天才科学者・紐倉哲が、浜田岳(30)演じるお人よしで正義感の強い熱血助手の高家春馬と、菜々緒(30)演じるクールでやり手な美人官僚、牧野巴とともに最新科学がもたらすさまざまな難事件に立ち向かうヒューマンサイエンスミステリー。

第1話からの視聴率は11・3%、9・5%、9・1%、7・7%だった。

第5話の内容は、紐倉(山下智久)は、5年前に亡くなった元助手・入谷(松下優也)との辛い記憶がフラッシュバックするたびに、ないはずの右手が痛む幻肢痛に苦しんでいた。そんな紐倉の様子を見かねた高家(浜田岳)は治療を勧める。だがそんな高家に、紐倉は激しく当たる。

ある日、牧野(菜々緒)は高家に、紐倉について書かれた海外のネットニュースを見せる。そこには「危険な実験をしていた日本人科学者Hとは?」「助手が謎の自殺!」など、気になる記述が……。

実は、牧野が勤める内閣官房サイエンス・メディカル対策室では、紐倉をアドバイザーとして雇う話が持ち上がり、紐倉の過去を調べていたのだ。そして牧野は、最先端の科学技術を駆使したビジネスで大成功しているフューチャージーンという会社の情報を手に入れる。CEOを務めているのは紐倉のCDC(アメリカ疫病予防管理センター)時代の元上司・福山和成(時任三郎)。福山なら紐倉の過去について知っていると考えた牧野は、高家を連れてフューチャージーンを訪ねる。