女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の15日に放送された第39回の平均視聴率が23・2%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつは東京へ行く本当の理由を話せずにいた。天陽(吉沢亮)からは「アニメーションだろ。漫画映画を作りたいんだろ」と強い口調で言われる。

富士子と照男は弥市郎(中原丈雄)と砂良(北乃きい)親子を訪ね、小屋で過ごした一夜、なつが一心不乱に絵を描いていたことを知らされる。砂良は、照男から牛乳を受け取り、笑顔を見せる。

天陽はなつに「自然になればいい。自然な気持ちに従えばいい」と言う。一方、富士子はなつの絵を見て、気持ちの強さを知る。