NHK職員でお笑い芸人のたかまつなな(25)が、学校に通わずユーチューバーとして活動する10歳の児童が周囲の大人やメディアにプレッシャーを負わされているのではないかと心配した。

たかまつは16日、ツイッターを更新。「不登校YouTuber」のハッシュタグを付けて、「言っていいのか分かりませんが、ある番組で不登校の子と共演した時に『絶対に相手は子供なので、責めないでください』とスタッフさんに言われた」と、不登校児童と共演した際のエピソードを明かし、「収録中、その子は世間の評価とは正反対で全くしゃべらず、おそらくお母さんのゴーストライターだと私は悟った。(裏はとれていない)」と臆測した。

番組では、その不登校児童を有名人らが応援していると紹介されていたという。

「だからメディアによって、その子が作られていくのは怖かったです。メディアは罪深いなと痛感しました。期待に応えようとどんどんエスカレートしていく。虚像やキャラになり後戻りできなくなる」と危ぶんだ。

自身は19歳でテレビ出演を果たしたが、その後、プレッシャーで「過呼吸になってしまった」という。そうした経験から、「10歳の子に、マスコミのプレッシャーを負わせていいのか、いくら強い子で大人びている子でも大丈夫かな。学校にまた行きたくなった時、白い目で見られたりして本当にいけるのかな」と、不登校の少年ユーチューバーを心配した。