沢口靖子(53)主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の16日5回の平均視聴率が関東地区で9・6%だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は13・7%、第2話は12・3%、第3話は14・1%、第4話は13・5%だった。

99年10月期にスタートした人気ドラマの最新シリーズ。開局60周年と番組の放送開始20周年を記念し、20年3月まで1年間通年放送される。

第5話のゲストは中田喜子、寺田農、大出俊。焼けた倉庫から全身が炭化した遺体が見つかる。榊マリコ(沢口)らの鑑定の結果、遺体は70歳過ぎの白人男性と分かる。現場近くでは古いモノクロ写真が見つかり、そこには日本人青年2人と、セーラー服の少女が写っていた。

マリコは遺体の頭蓋骨をもとに、被害者の復顔像を作成。画像を手掛かりに捜査を開始した土門刑事(内藤)は、殺された白人男性が投資会社社長の平松恭一郎に面会を求めていたことをつかむ。さらに写真に写っていた青年の1人が、京野菜農家の後藤了胤(大出)であることも判明する。後藤は68年に実家の寺の境内で何者かに刺されて重傷を負った過去があったが、事件は迷宮入りしていた。