Kis-My-Ft2藤ケ谷太輔(31)主演フジテレビ系連続ドラマ「ミラー・ツインズ」(土曜午後11時40分)の18日放送の第7話視聴率が2・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。前回の3・0%から0・2ポイントのダウンだった。

初回から3・9%、2・9%、2・9%、2・3%、2・4%、3・0%だった。名古屋地区は6・6%、関西地区は4・5%だった。

藤ケ谷は、20年前の未解決の誘拐事件で生き別れになった、30歳の双子の兄・葛城勇吾と弟・圭吾を演じる一人二役を演じている。主人公役の弟・圭吾は警視庁捜査一課の刑事となるが、殺人未遂事件の現場から自分と全く同じDNAが発見されて追われる身となる。同じ遺伝子を持ちながら刑事になった弟と、犯罪者になった兄の光と影を演じる。そして、圭吾の恋人白石里美(倉科カナ=31)は、勇吾の命令で近づいてきた偽りの恋人だった。

第7話で、圭吾(藤ケ谷)は、20年前の誘拐事件の犯人グループメンバー海野(湯江タケユキ)が自殺に見せかけて毒殺された件の独自捜査を始める。一方、所轄の緑坂署の刑事・皆川耕作(高橋克典)と勇吾(藤ケ谷/2役)は、事件の核心にたどりつこうとしていた。皆川は「この男が、20年前の誘拐事件の黒幕だ」と、警視庁捜査一課長の久能源一郎(石黒賢)の写真を見せる。

久能は、真実を再び闇に葬り去るために動きだす。部下の刑事・赤城克彦(渡辺大)を呼び出した久能は、警察内部にいる内通者の存在を明かす。葛城勇吾に協力している人間が必ず警察内部にいる。「裏切り者を一人残らず突き止めろ」と指示する。

事件は20年前からつながっている。それが圭吾が導き出した答えだった。圭吾は病床の母・春江(中村久美)を訪ねる。当時のことで、どんな小さなことでもいいから気になったことはないか、と春江に尋ねる圭吾。そこで聞いたのは春江の怨念とも言える警察への恨みだった。

圭吾が、山沢との格闘でけがをして入院中の源一郎の娘で緑坂署の刑事・久能詩織(武田梨奈)を訪ねてくる。山沢について意見を求められる詩織だったが、ふと圭吾の様子に違和感を覚える。「葛城(圭吾)さんじゃない、あなたは!?」そこにいたのは、圭吾の振りをした勇吾だった。