腎不全のため、19日に68歳で亡くなった元吉本新喜劇の看板座長、木村進(きむら・すすむ=本名同じ)さんの通夜が21日、大阪市都島区の「都島葬祭 コスモール都島」で営まれた。木村さんとの名コンビで新喜劇の一時代を築いた間寛平(69)、池乃めだか(75)ら芸人仲間が参列した。

弔問に訪れた吉本新喜劇座長のすっちー(47)は面識こそないが「小さいときからテレビで新喜劇を見ていた。あこがれの存在でした」と話した。

「寛平師匠からはおばあちゃん役でもなんでもできて、男前で色気があったと何度も聞いていた」。吉本新喜劇は今年、60周年を迎えた。「木村さんみたいな先輩がいたから、いまの新喜劇がある。先輩方のおかげです」と感謝した。