元KAT-TUNで芸能事務所経営の田口淳之介容疑者(33)と女優小嶺麗奈容疑者(38)が22日、大麻取締法違反(所持)容疑で、厚労省関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。

同日午後6時30分過ぎ、田口容疑者と小嶺容疑者は別々の車で都内の同部を出て、勾留先の警察署へ向かった。田口容疑者は髪を分けてメガネをかけ、口を真一文字で白いTシャツにジャケット姿。小嶺容疑者は目を見開いて口は閉じ、髪は後ろに結んでいた。

同部によると、逮捕容疑は2人は5月22日午後1時47分、東京・世田谷の自宅マンションで乾燥大麻数グラムと吸引器具を所持した疑い。同部などは自宅や車を捜索し、グラインダーや巻紙などを押収した。大麻は公然と自宅内に置かれていたという。

田口は16年にKAT-TUNを脱退、ジャニーズ事務所を退社した。その後、個人事務所を設立し音楽活動をしていた。

一方、小嶺は女優として、95年に映画「水の中の八月」でデビュー。TBS系ドラマ「3年B組金八先生」などにも出演していたが近年は、芸能活動はしていなかった。

同部は2人が内縁関係にあったとみている。