関東信越厚生局麻薬取締部に大麻取締法違反（所持）で逮捕された元KAT－TUN田口淳之介容疑者（33）と女優小嶺麗奈容疑者（38）が23日、留置先の警視庁東京湾岸署から東京地検に送検された。

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小嶺容疑者は中学1年の時写真集「少女革命」（篠山紀信氏撮影）でモデルとして注目を浴び、95年公開の主演映画「水の中の八月」で女優デビューした。その後数々のドラマ、映画で活躍したが、10代のころから時に、強烈な「気の強さ」を見せていたという。

当時の小嶺容疑者を知る関係者によると、昔からリーダーシップがあり、周囲をグイグイ引っ張るタイプだった。ドラマや映画などの現場では、10代にもかかわらず監督の指示に対して反抗するような意見をすることもあり、その気の強さがスタッフたちを驚かせたこともあったという。この関係者は「中学卒業してすぐ熊本から上京していたし、周りの同世代の子たちよりも芸歴が長いことが多かったし、彼女なりのプライドがあったのではないか」と分析した。

田口容疑者と小嶺容疑者は07年ごろから交際し、現在内縁関係にあるとされる。2人を知る別の関係者は「基本的に受け身なタイプの田口さんは、仕事もプライベートも、大事な判断をする時、人に流されがちだった。小嶺さんの積極的でリーダーシップのあるところにひかれたのではないか」と推測。小嶺容疑者のこうした「強い」面が今回、「カップルで逮捕」という最悪の結末につながった可能性もありそうだ。