日向坂46のセンター、小坂菜緒(16)が、今年秋公開予定の映画「恐怖人形」(宮岡太郎監督)に主演することが2日、分かった。映画初出演で初主演となる。「いつか映画のお仕事をしてみたいと思っていたので、本当にうれしかったです」と話している。

同作は、過去の怨念に引き寄せられた日本人形が巨大化し、次々と残虐な殺人を繰り返していくというオカルト・サイコサスペンスのオリジナル作品。小坂が演じる女子大生は、萩原利久(はぎわら・りく=20)演じる幼なじみとともに怪しいパーティーに参加し、事件に巻き込まれていく。

小坂は日向坂46のデビューシングル「キュン」でセンターを任され、ファッション誌「Seventeen」で専属モデルも務める若きエース。ドラマや映画の出演経験はほとんどなく演技はほぼ初体験だが、製作側から「今最も輝いているグループで活躍している、大注目のアイドル」として熱いオファーを受けた。

先月末に撮影を終えており「まだまだ力不足な私を、共演者の皆さんや、宮岡監督をはじめとするスタッフの皆さんに支えていただき、無事撮影を終えることができました」とコメントした。