玉木宏(39)主演のテレビ東京系ドラマ「スパイラル~町工場の奇跡~」(月曜午後10時)の最終回が今日3日、放送される。

創業者の急逝により倒産の危機に立った町工場「マジテック」を、玉木演じる企業再生家の芝野健夫が立て直していく物語。共演は貫地谷しほり、戸塚純貴、福士誠治、野波麻帆、前原滉、渡辺邦斗、水沢エレナ、平泉成、眞島秀和、真矢ミキ、国村隼ほか。

ナオミ・トミナガ(真矢)から3日以内に2億5000万円の債務完済を宣告され、芝野健夫(玉木)らマジテックの面々は奔走する。ところがホライズンの狙いが特許の軍事利用にあることが判明し、激高した桶本修(国村)は過労とショックで倒れ、病院に搬送される。

アメリカ最大の軍産ファンド、プラザグループから依頼を受けたホライズンは、軍事転用できる特許技術の収集を行っていた。兵士の補強器具をバージョンアップさせるため、マジテックガードの特許技術に目を付けたようだった。芝野から説明を受けた藤村浅子(貫地谷)と望(戸塚)は、父親の発明を軍事利用しようとするナオミに、怒りをあらわにする。

迎えた返済期限当日、マジテックに現れたナオミは、返済金が用意できなかった芝野に対し、自分とチームを組めば契約金として1億円、さらに成功報酬を支払うという条件を提示する。拒否の姿勢を崩さない芝野に、ナオミは「私と組んだら町工場から手を引いてあげる」とささやくのだった。

ナオミと組むべきか、買収を見ているしかないのか。芝野は究極の選択を迫られる。

田辺勇人プロデューサーは「再生か!? 消滅か…!? いよいよ町工場とハゲタカの最終決戦です。マジテックを守るために芝野はどんな決断を下すのか。それぞれの登場人物たちが迎える涙の結末とは? 全てが覆るラスト!“奇跡”の大逆転にご期待下さい!」とコメントしている。