結婚を発表した南海キャンディーズ山里亮太(42)と女優の蒼井優(33)が5日、都内で会見にのぞんだ。キューピッド役の相方、しずちゃんこと山崎静代も参加したスリーショット会見となった。

山里がしずちゃんに伝えたのも、会見の1週間ほど前だったという。「この情報はほとんど誰にも言ってないです。肉親にも言ってないです」と極秘だったことを明かした。

蒼井の自宅で両親に会った際は、「泣いてくれてました」。山里は「『ごあいさつが遅くなりましたけども、一生をかけて、優さんのことを幸せにしますので、結婚を許してくれませんか』、と言ったら、こちらこそありがとう。と言って肩を抱いてくれて、みんなで泣いて」と振り返った。

蒼井の父は、一人娘のために、3パターンの返事を用意していたという。2人は結婚を許された後に、別の2パターンの寸劇を両親と演じたと明かした。

ひとつは山里が「娘さんを僕にください」と言うと、父が「どこの馬の骨かわからないヤツに、娘はやれん」というパターン。

もうひとつは蒼井の父から「君にお父さんなんて言われる筋合いはない。手塩にかけて育てた娘をやれるわけないだろ」と殴られそうになり、蒼井の母が止めようとして、蒼井が「辞めて」と叫ぶパターン。

蒼井の父は3パターンを演じきった2人に、「楽しかったよ」と感謝していたという。

山里は冒頭、「共通の知人が我々を結びつけてくれました」と、相方を会見に招き入れた。しずちゃんは「優ちゃんが大好き。南海キャンディーズに取り込みたい」と思っていたと告白した。

しずちゃんと蒼井が映画「フラガール」(06年)共演以来の親友という縁で、山里と蒼井は食事などを共にし、今年4月から交際。わずか2カ月でのスピード婚となった。

蒼井は妊娠していない。よしもとブサイクランキングで06年から3年連続1位となって殿堂入りした山ちゃんは、美人女優ゲットという“令和の奇跡”を成し遂げ、笑顔が絶えなかった。