ミュージカル「エリザベート」(8月26日まで)の初日取材会が6日、東京・帝国劇場で行われた。ハプスブルグ帝国最後の皇后エリザベートと黄泉の帝王トートを主人公にした作品で、00年の東宝版初演から上演回数は1300回近い人気作。

エリザベート役は花總まりと愛希れいかのダブルキャストで、花總は「3カ月と長丁場の公演なので、最後まで頑張りたい」、愛希も「今できることのすべてをかけて演じたい」と意気込んだ。トートは井上芳雄と古川雄大で、井上は「19年前にこの作品で初舞台を踏んだ。19年も続けられてうれしい」、初挑戦の古川は「緊張してます。トートのことを考えながら楽しんで演じたい」。進行役のルキーニは成河と山崎育三郎。