山下智久(34)主演のTBS系ドラマ「インハンド」(金曜午後10時)の第9話が7日に放送され平均視聴率が8・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。

同ドラマは朱戸アオ氏による同名コミックが原作。山下演じるロボットハンドの義手を持つ変わり者の天才科学者・紐倉哲が、浜田岳(30)演じるお人よしで正義感の強い熱血助手の高家春馬と、菜々緒(30)演じるクールでやり手な美人官僚、牧野巴とともに最新科学がもたらすさまざまな難事件に立ち向かうヒューマンサイエンスミステリー。

第1話からの視聴率は11・3%、9・5%、9・1%、7・7%、9・0%、9・8%、9・0%、7・6%だった。

第9話の内容は、ある日突然、紐倉(山下智久)の研究所に高家(濱田岳)の母・良子(宮崎美子)がやって来る。高家は良子からの話で、昔から恩師として尊敬している医師・陽子(市毛良枝)が入院していることを知る。高家の地元・相羽村唯一の病院で院長を務める陽子だが、東京に出かけた時に体調を崩してそのまま入院したのだという。そしてその入院先は、高家が懲戒解雇された台田病院だった。

陽子を見舞うため、紐倉とともに台田病院を訪れる高家。陽子は原因不明の下痢や嘔吐(おうと)を繰り返し、意識も不明瞭な状態が続いているというが、どういうわけかきちんとした治療が施されていなかった。しかも担当医は、高家に懲戒解雇を言い渡した黒野院長(正名僕蔵)だという。黒野が何か隠していると確信した高家は、紐倉とともに調査に乗り出す。力を借りようとフューチャージーンのCEO・福山(時任三郎)の元を訪ねた2人は、そこで福山の息子・新太(磯村勇斗)と遭遇する。